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大好きです!!魔法天使こすもす 7巻 最終巻

ゴメンナサイ!
投稿したつもりが下書き保存のままでした!><;
書いてから3日経ってます・・・(泣)
遅くなってしまいましたが、宜しくお願いします!

大好きです!!魔法天使こすもす 7巻 

只今読み終わりました。
まず、観た人にもまだ読んでない人にも伝えたい、私からの一言です。

「やっぱり雷太は雷太だった。」

一言で伝えるのならば、ただそれだけですね。
一応ネタバレではない扱いとしましたが、もしネタバレだと感じた方が居ましたら申し訳ないです。

読んでこそ、この意味が良く分かると思うので、
ネタバレだと感じた方も、そうでない方も、まだ読んでない方は是非読んで頂きたいところですね。


さて、前々回の記事に表紙等載せましたが、細かい感想・考察はこちらなので
新しい画像も含め全部載せていきますね。


ここ以降はネタバレとなってしまいます。
それでも良い方は
この文章のすぐ下にある「続きを読む(リンク付きは青文字)」又は、この記事のタイトルをクリックしてください。 

ここからが追記となります。

では早速、表紙と裏表紙です。

DSC01325.jpg

DSC01326.jpg


これはカバーだけですね。
DSC01330.jpg

最後に結構重要な中表紙?(カバー下にある本自体の表紙)です。
正式名分からなくてゴメンナサイ。
DSC01331.jpg   DSC01332.jpg

この様になっています。

それでは・・・・・
いきますよー!!

改めまして、
大好きです!!魔法天使こすもす 7巻 最終巻 です。

まず買って一番初めに注目するべきところ――――
それは何と言っても表紙です。
こんな表紙を観せられてしまったら、目がいきますよね。

どこに目がいってしまうのか?

こすもすの表情です。
皆様はこの表情、どう見えますか?

私はこう感じました。

どうしてそんなに辛そうな笑顔なの…?
どうして悲しそうなのに…それなのにどうして笑っているの?
どうしてこんなにも優しい笑顔なのに、温かい笑顔なのに、こんなにも悲しそうなの…?

・・・と。
辛いのに、悲しいのに、泣きたいのに笑っているこすもす。
一番始めこの表情を見て、私は非常に辛くなりました。
知っているのですよ・・・この笑顔の意味を。

“もしかしたら、私がそう見えただけなのかも知れない”
と、信じながら7巻を読み始めたのでした。
※あらすじ部分は常体で書きます。


雷太:「いいか守形・・・総力戦だ・・・」

雷太がこう言い、最終決戦の火ぶたが切って落とされた。

数があまりにも多く、守形が手分けで行動するよう指示を出す。
始めは苦戦した敵だったが、徐々にコツを掴んだ頃だった。

そよかぜ:「コイツらとんでもない雪を吐くの・・・!!」
     「このままどんどん産ませてたら――――」
守形:「わかっている!! だが―――――」
   「こっちは落ちてくる天使の相手で手一杯だ!!」

突然空から、大量の敵が落ちて来たのだ。
大量の敵が更に来たことにより、メンバー全員が手一杯になってしまった。
砂漠化への最後の一手を敵が打った時・・・
敵のはずのサンスケが現れたのだった。

サンスケ「――――行きなさい。」
    「ご主人様は・・・ 砂漠の中心にいる・・・」
    「行きなさい・・・!! 魔法天使・・・!!」

こすもすはその言葉を胸に、砂漠の中心へと向かった。
だが、サンスケより強い2人の敵に見つかってしまう。

あまりの強さの2人に、こすもすは一方的にやられ、大賢人様を破壊されてしまう。
遂には武器を奪われた上に、動けなくされてしまった。
銃口を向けられ、もはや逃げ場はない。

そして相手が引き金を引き始めた時――――

大賢人:「ワシを・・・ 滅することなど無理じゃよ・・・」

破壊されたはずの大賢人様が蘇ったのだった。(実は容姿がイケメン)
※大賢人様の話の詳細は後で書きます。

その大賢人様に助けられ、こすもすは雷太に消されていた記憶も戻してもらう。
そして、こすもすは雷太のもとへ・・・

こすもす:「必ず・・・止める・・・」
     「砂漠を造り出してる・・・」
     「だいすきな・・・   だい・・・すきな・・・」
     「わるい人を・・・・・・」
     
     「・・・・・ おにい・・・ちゃん・・・!」

泣きながらこすもすが言ったのだった。

こすもすには、
雷太が砂漠化をさせる理由、天国を作る理由、砂漠の中心に秋風荘がある理由
が、分からなかった。

こすもす:「もう・・・昔のおにいちゃんには 戻ってくれないの・・・?」

雷太が答える。

雷太:「今も・・・ 昔もないさ こすもす・・・」
   「これが・・・ 本当の俺さ・・・・・」

雷太:「何年間も町中の人間をだまし続け・・・」
   「たくさんの人間を殺し・・・」
   「今また花美町を砂漠にしようとしている 「わるい人」・・・・・」
   「それが俺さ・・・」

こすもすには分かっていた。
雷太が本当は優しい人だってことが、分かっていた。
だから涙を流しながらも、まっ直ぐとした目で思いを告げる。

こすもす:「すきなの・・・ おにいちゃん・・・」
     「だいすきなの・・・ すきなの・・・」
     「おにいちゃん・・・ おねがい・・・」

こすもす:「いっしょに秋風荘に・・・ かえろ・・・?」

こすもすの悲痛の叫びだった。
だが雷太はそれを断ったのだ。
“俺の帰りたい秋風荘は、「砂雪」という名前の、こすもすの姉がいた秋風荘なんだ”と。
砂雪は生まれつき体が弱く、今のこすもすと同じ歳に亡くなったこすもすの姉。
そして――――――

雷太:「俺の―――  初恋だった・・・」

恋というものはどういうものなのか、こすもすは知っている。
そう、こすもすも雷太に恋をしているのだから。

雷太が砂雪に恋している気持ちは変わらない。


雷太:「だから!! 勝負だ!!」
   「魔法天使!!」

雷太は砂漠化し、天国へとするためにこすもすに牙を向く。
こすもすは砂漠化から皆を守るため、雷太と戦いを始める。

雷太が最後の攻撃をしかけた時、こすもすはこう言って攻撃を返した。

こすもす:「あとでいたいの いたいのとんでけするから・・・!!」
     「いっぱいするから・・・!! ごめんなさい・・・!!」
     「おにいちゃんを傷つけたくないのに・・・!!  ごめんなさい!!」

こすもすが戦いを終わらせる攻撃をしたのだった。
勝負はこすもすが勝った。
雷太は“こんな力があるならもっと早く使えばよかったのに”と思った。
それと同時に、こすもすがどんな子なのかも思い出していた。

雷太は言い放つ。

雷太:「それで・・・どうするつもりだ・・・?」
   「俺に止めを刺さない限り、俺は砂漠化をやめないぜ・・・?」

雷太:「お前は俺が――――」
   「殺せるか・・・?」

涙で顔がぐちゃぐちゃになりながらも、こすもすが返事をする。

こすもす:「そんなのむりだよ・・・」
     「おにいちゃん・・・!!」

これは雷太の最後の確認だった。
わかってはいたが、こすもすがこの状況でも自分を殺せないのかどうか。

だから・・・
雷太はこすもすの記憶を書き変え、攻撃の発射だけその場でさせた。
攻撃できないのなら、させる状況だけ映し出したのだ。
その攻撃は雷太の胸を貫き、それは致命傷となったのだった。
この時なぜそうしたのか、こすもすにはさっぱり分からなかった。

そしてその訳を、サンスケと雷太から語られる。
今頃になって自分を、砂漠化を、雷太は止めてほしかったのだと。
こすもすやそよかぜが何をされても、雷太を憎まなかったからだと。
雷太は亡くなった姉、砂雪の言葉を思い出したからだと。
なにより、こすもすが砂雪とそっくりだからだと。

雷太:「長生きしろよ・・・こすもす・・・」
   「もう・・・めそめそすんじゃねぇぞ・・・」

雷太:「笑え・・・笑顔・・・で・・・」
   「元・・・気でな・・・」
   「こすもす・・・」

そうして雷太は消えて(死んで)いった。

雷太が消えた後、あるカードが残った。
そう、このカードが全ての元凶だったのだ。

最後にそれぞれの思いを胸に、雷太が消えた後に残ったこの危険なカードを破壊したのだった。



ふぅーーー・・・
まだ最後少し続きますが、流石に疲れたのであらすじはここまでですね。
読み終わってから表紙を見ると、この雷太との別れを乗り越えた
“今”のこすもすの笑顔なんだってわかりますね。
だから、辛さも悲しさも涙も別れも全部詰まった笑顔なんですよね。
雷太が最後に残した「笑え・・・笑顔で」って言葉を、表情から強く感じます。

もう、涙止まらないですよね・・・
涙ドバドバですね、わかります。
表紙でこれ程泣けるって、なかなか無い気がします。

ここからは中身の方の疑問やら、感想やら・・・です!

7巻より前を見ないと分からないのが、いつから雷太は砂漠化を止めてほしかったのかということです。
サンスケの奪われた魔法が戻ったのがいつなのか、今度調べてみないといけませんね。

その関連で、雷太の人物像についてです。
魔法天使こすもす1巻で予想していた轟雷太より、
7巻まで通すと雷太という人物が、予想以上に捉えにくいところがある気がします。
7巻のおまけで特別対談が載っているのですが(面白いので読むのがオススメ)、
“雷太はどんどん成長していった”と、すう先生がおっしゃっていますね。
それもあって、捉えにくくなったのかもしれません。

雷太が最後、何を思っていたのか。
こすもすに対してどう思っていたのか。
「ほんの少しでも憎んでくれれば迷わず天国にしてた」
という言葉に関しては、本心なのかこれも嘘なのかわかりません・・・

何しろどこまでが嘘で、どこからが本当なのか、まだわからないのですよねー。
謝った部分とか、優しい部分とか、最後“長生きしろよ”のとことかは本心だと思います。
最後にこすもすの名前で呼んだのも本心。
こすもすとの最後の決戦で“魔法天使”と言ったのはわざとで、
“俺を殺せるか?”なんて聞いたのも、わかって聞いてますからわざとですよね。

ではでは、雷太が、自分を憎んでもらうためにやった行為は、
自分を殺してもらうためなのか、天国にする決心のためなのか・・・

もし殺してもらう為に大事な家族を傷つけたのなら、
自分で命絶つわけにはいかなかったのでしょうかね~?
大賢人様の様に。
とはいえ、自ら命を経っても死ねなかったようなので、どうやって今に大賢人様が至ったのか分かりませんね。

自らの手で死のうとはしませんでしたし(既に試したができなかった可能性もあり)、
家族(仲間)に手を掛けたのだから“天国にする決心”の方が正しいのかもしれないですね。

でも、間違えなく雷太は優しい性格持っていたり、大切なこともわかっていますよね。
そして家族のそよかぜに手をかけても、死なないようにしたことを考えると(確かそうでしたよね・・・?)
自分をこすもす達に憎ませ、殺してもらい、全てを終わらせるためとも考えられます。

心の闇と本当の雷太との相違が雷太という人物像の捉えにくさに繋がっていますね。


6巻以前が曖昧な私の記憶では、分かりそうもありませんね!
もう一度読み返す必要があるそうです。
色々と考えますと、とにかく謎だらけなのです。疑問の嵐なのです!
その為、書きながらも良く分かっておりません!(笑)


魔法天使こすもすという作品の根本的なところになるのですが、全ての原因はあるカードですよね。
そらのおとしもので出てくる、そして守形先輩の持っているのと同じような謎のカード・・・

大賢者様曰く、謎のカードは
“願いを喰らい、その人間を呪い、砂漠化が勝手に進行する。そして、そのカードがある限り存在し続ける。”
って物のようですね。

直接関係はないかも知れませんが、呪われると性格も変わるのかどうか、非常に気になります。

最後に雷太の消え方ですが、消滅したって感じです。
漫画なので、死ぬと皆あのような消え方なのかもしれませんが、もし違うのならそらのおとしものと関係ありそうですね。
そらおととどう繋がるのか、未だに不明ですね~~。

最後に全体的な感想ですが、魔法天使こすもす が7巻で終わってしまい非常に残念です。
もっと長くみていたかったですー。
そして私としては珍しく、物足りないと感じた部分を書きます。

・キャラクターの人物像をもう少しハッキリさせて欲しかった
・内容が巻の少なさゆえ、少し薄くなってしまった
・時々片目が描かれていないのは仕様なのですかねー。大事な場面で無かったところがあったので少し残念
・そらのおとしものと、思った程リンク(繋がり)が無かった


主人公のこすもすは、人物像ハッキリしていますけどね!
重要人物である雷太の人物像が掴めにくく、疑問が多くなっちゃっいました。
どれが本当の雷太の姿なのか、見極めが難しいってことです。
理由は、人物に直接関わる内容で明かされていない部分が多いからだと思います。
最終的には、読み返してどこまで捉えられるか・・・ってところですね。

急展開とか、予想外の展開とかは楽しめていいと思うんです。
しかし、その後の内容にひねりがもう少し欲しかった物足りなさは若干ありますねー。

予想では、もっと内容そのもので“そらおと”とのリンクが多くて、
更に10巻くらいは続くかなって思っていました。
今後のそらおとで、どうリンクするのか楽しみですね。


大好きです!!魔法天使こすもす 全7巻 水無月すう先生、瀬口たかひろ先生、お疲れさまでした。
漫画好きとして、非常に楽しませていただきました。
完成度や内容の深さは、そらのおとしものまではいかないにしろ、
内容、作画、展開、キャラの個性など、とても好きです。


一番最初に

「やっぱり雷太は雷太だった」

と、書いたのを覚えているでしょうか?
どれが呪われている為に言った言葉で、どれが雷太の意思で、どれがわざと言った言葉なのか。
それがまだ把握できていない部分が多いと書きましたよね。
それゆえに本当の“雷太”という人物像が上手く掴めていないと。

では何故、7巻を語る一言が「雷太は雷太だった」なのか・・・

それは最後にこすもすに残した言葉です。
あれは間違いなく本心で、間違いなく雷太本人の心から言った言葉だと感じたからです。
読んだ皆様なら同じことを思うかと思います。
だからこそ、ひとことをその言葉にしたのです!


話は変わりますが、瀬口たかひろ先生の漫画も買ってみたいです~。
どんな漫画があるのでしょうかねー。


次回はそらおと17巻の感想・・・
といきたいところですが、この記事だけで4時間以上掛かってます・・・
管理人は非常に疲れました・・・orz

最後までお疲れさまでした。
本当は感想をもっと書きたかったのですが、まとまらない上に文章考えるのになにしろ時間がかかるのです・・・
めちゃめちゃな文章な割に、結構苦労するんですよ~(笑)

毎回なのですが、あらすじに時間をかけ過ぎてしまっています。
故に、感想と考察がいつも少ないですよね?

ですのでこの続きを、また新しい記事に書けたらなって思っています。
1巻から読み返してから書こうと思うので、まだ先になると思いますが気長にお待ちくださいませ。


それでは・・・おやすみなさいー

DSC01333.jpg
↑どの場面か分かる方なら、目がウルウルですね!
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さて、勉強に追われてかなり忙しい管理人です。 でも、今日感想書くって言ったので書きます!! 息抜きがてらね~。 で、最初に今日の感想の簡単な流れを説明しますが、 前の

2013/05/02 (Thu) 13:58 | ハネビッチのわくわく日記